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ワークショップから社会実装まで「Future Food Innovation Workshop」実施報告 Food
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ワークショップから社会実装まで「Future Food Innovation Workshop」実施報告

TFIは、食の未来を想像・創造する学生向けコンテスト「FUTURE FOOD INNOVATION WORKSHOP」を2021年11月20日に実施しました。テーマ「食品ロスを解決するサステナブルな食」について参加者がグループワークを通してビジネスアイディアを導出。最後に優秀賞として選ばれたアイディアを、株式会社Beans監修のもと、ブラッシュアップして形にし、Beeat!!八重洲にて社会実装するという内容です。

今回は、ワークショップ開催から商品化までの5ヶ月間にわたる活動の様子をお伝えします。

※ダイジェスト版動画はこちら

 

活動内容(商品化までのプロセス)

  1. FUTURE FOOD INNOVATION WORKSHOP 実施
  2. 参加者のモチベーションを共有しアウトプット内容を検討
  3. スープのコンセプトや具材について調査し議論
  4. 野菜カット工場の見学とヒアリング
  5. スープの種類を考案し提携工場にて試作
  6. スープを試食・出汁の種類を決定
  7. スープの名称の決定・メニュー表の作成
  8. 店舗・WEB掲出用の商品撮影
  9. 立て看板・ポスターの制作

 

1.FUTURE FOOD INNOVATION WORKSHOP 実施(2021年11月20日)

 

FUTURE FOOD INNOVATION WORKSHOPを開催。
このワークショップに、東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部One Earth Guardians育成プログラムの学生の皆さんが参加してくださいました。優秀賞として、「不可食部ゼロ運動」(普段野菜で食べられずに廃棄されている部分=不可食部を「捨てる」から「食べる」に変えていく活動)を発表したグループが選ばれました。(ワークショップの詳細記事はこちら

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2.参加者のモチベーションを共有しアウトプット内容を検討
3.スープのコンセプトや具材について調査し議論
(2021年12月〜2022年1月)

 

優秀賞に選ばれたグループの学生6人と、TFI、株式会社Beansが伴走する形で定期的にミーティングを実施。アイディアの社会実装に向けて具体的にどのようにアプローチするかを決めるため、まずは各メンバーがプロジェクトに参加する動機やアツくなれる分野を共有しました。
その結果、6人の学生が共通していた、食糧危機、生物多様性の危機、気候危機などの様々な課題を解決していくために、広く社会に働きかけたいという思いを形にすることに。

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そこで、Beeat!!八重洲で不可食部も美味しく食べられることをより多くの人に知ってもらい、家庭でも不可食部を捨てずに使うきっかけになるような商品を販売しようと考えました。
そして今回は販売場所であるBeeat!!八重洲が東京駅の近くにあることを踏まえ、近辺のオフィスワーカーが身体も気持ちも元気になれる、野菜の不可食部を活用したスープを作ることにしました。

 

4.野菜カット工場の見学とヒアリング(2022年2月25日)

 

都内にあるカット野菜工場を見学しました。
カット野菜を製造する工程で、どのようにロスが発生するのか、また、ロスが発生しないようにどのような取り組みをされているかを見学するのが目的の一つです。

こちらの工場では、業務用カット野菜を関東エリアに出荷。無駄な食材が発生しないように、食材仕入れの際の品質チェックや、賞味期限を長くするために包丁でのカット方法にこだわったり、大腸菌数を抑えるための品質管理について説明をいただきました。
最後には工場長、代表の方との質疑応答など意見交換の場もあり、学生のみなさんから積極的に質問が出ていました。食の現場を知ることで、多くの学びを得ることができた貴重な時間となりました。

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5.スープの種類を考案し提携工場にて試作(2022年3月)

 

チームで議論した、使いたい野菜の不可食部をもとに、株式会社ビーンズの提携する食品工場にスープの試作を依頼。実際に食品工場で廃棄される野菜の皮や、椎茸の足(軸)などを使用したスープの試作品を4種類作成いただきました。

 

6.スープを試食・出汁の種類を決定
7.スープの名称の決定・メニュー表の作成
(2022年3月)

 

SUIBAにて、試作品のスープを試食。初回は4種類のスープを試食し、使う野菜の種類や食感、味つけ(ミルクベースか出汁ベースか)などについて話し合い、再度試作と試食を実施しました。
その結果、出汁の味が感じられる、満腹感がしっかりありながらも身体にやさしいスープが完成。

また、名称は、いかに消費者にスープの価値を伝えるかについて議論しました。最終的に、商品名を見ただけで、野菜の皮を使っていることが理解できる「皮ったスープ」に決定しました。

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8.店舗・WEB掲出用の商品撮影
9.立て看板・ポスターの制作
(2022年3月)

 

同じくSUIBAにて、店舗・WEB掲出用の商品撮影を行いました。学生の皆さんに、スープの周辺に配置する野菜の皮を準備してもらい、プロカメラマンによる撮影を行いました。

そのデータを使用し、立て看板やポスターを制作。2022年4月28日から7月15日までの期間、Beeat!!八重洲にて販売を行いました。

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今後も、TFIは食の未来を考えるプログラムを学生や企業の皆さまと共に実施してまいります。